STRUCTURE 構造

安心と快適を同時に手に入れる住空間

〈リヴァリエ〉では、多摩川沿いという立地に合わせ、安心と快適さを同時に追求した構造躯体が採用されています。その最大の特徴である「デュアルフレームシステム(DFS)制振構造」は、大地震により建物の骨格が受ける被害の低減、地震の揺れを軽減するほか、柱同士のスパンを広く保ち、梁の大きさも抑えられているので、室内からの川沿いの眺望をより楽しめる空間を確保し、快適な住空間を描くことができます。

デュアル・フレーム・システム(DFS)制振構造

〈リヴァリエ〉の構造における最大の特長が、「デュアル・フレーム・システム制振構造」です。外周の比較的柔軟な住宅部分とは分離した固い独立連装耐力壁(心棒)がタワー内部に設置されています。これにより、大地震の発生時に建物の骨格が受ける被害が低減されるだけでなく、強風によって起こる揺れも抑制されます。

地震力を3分の1程度に軽減

DFS制振構造では、同じ規模のビルと比べ、地震力(地震時に建物に加わる水平力)が3分の1程度に軽減されるようになっています。

フラットで快適な住空間

地震時にかかる力が低減されることにより、耐震性能を損なうことなく、住宅部分の柱や梁の数が抑えられています。これによって、より眺望を楽しめる空間や自由な住戸プランが可能となり、快適な住空間が実現されています。

杭基礎

杭基礎は、建物の最下部でその重さを支持層に伝える役割を持ちます。この杭の底部には、直径を大きくすることで支持層との間の抵抗力を高め、支持層と基礎とをしっかりつなぎ止める場所打ちコンクリート拡底杭が採用されており、A〜Cの各棟にそれぞれ46本が打ち込まれています。

二重床・二重天井

スラブにはボイドスラブ工法が採用(一部除く)されており、小梁のないすっきりとした空間になっています。その上で、コンクリートスラブと住戸床面・天井面の間に空気層を設けた二重床・二重天井構造が採用されています。これにより、保温・断熱効果が高まるだけでなく、直接床・直接天井に比べ、優れた衝撃吸収性能・メンテナンス性・歩行感が実現されています。

溶接閉鎖型せん断補強筋

主要な柱および梁には、「溶接閉鎖型せん断補強筋」が採用されています。継ぎ目を溶接し一体化することでコンクリートの拘束を高め、耐震性が向上しています。

※一部の補強筋を除きます。

劣化対策等級3を取得

〈リヴァリエ〉の住戸部分では、セメントに対する水の比率を50%以下に抑えるとともに、鉄筋を覆うコンクリートに適切なかぶり厚が確保されています。強度を高めるとともに、コンクリートのひび割れや、鉄筋の錆など劣化の進行を遅らせるための対策が講じられており、住宅性能表示性度の劣化対策等級は、最高ランクである等級3を取得しています。

PC工法・LRV工法

PC工法とは、工場で安定して製作されたコンクリート部材(プレキャストコンクリート)を建設現場に運び込んでつなぎ合わせる工法です。〈リヴァリエ〉では、住戸フロアとなる3階以上の柱と梁の全てがPC工法で、床はハーフPC工法で製作されており、構造体の品質と施工精度が高まるよう配慮されています。また、柱・梁のジョイント部分も全て工場で製作する「LRV工法」が採用されています。

戸境壁(乾式壁)

住戸と住戸を区切る戸境壁、共用廊下との境壁に乾式耐火遮音壁が採用されています。

「住宅性能評価書」を取得

国土交通大臣の登録を受けた第三者評価機関が、共通のルールに基づいてマンションの性能を評価し、表示したものです。これにより、マンションの性能を等級や数値等でわかりやすく表示することができます。なお、その他〈リヴァリエ〉では設計住宅性能評価書において、断熱等級4、劣化対策等級3が取得されています。

※2012年11月〜2017年11月完成。新築(完成)時に「建設住宅性能評価書」取得物件。

国土交通大臣認定

〈リヴァリエ〉では、建築基準法に基づき超高層建築物の構造方法に関する性能評価を受け、国土交通大臣による認定が取得されています。タワーマンションとして、高い安全性が評価されています。
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