SAFETY 防災

安心・安全への細やかな配慮

〈リヴァリエ〉では、地震や火災などの「いざ」という事態を想定した強固な構造、災害時の被害を最小限に留められるような設備仕様が採用されています。また、災害発生時から救援までの時間も生活できるように、食料や電気、水など生活に必要不可欠なものが防災倉庫に備えられているなど、様々な面から防災対策が行われています。

建物構造で備える

〈リヴァリエ〉で採用されているDFS制振構造は、同規模のビルに比べて地震力を3分の1程度に軽減できるようになっています。これにより、大地震時に建物の躯体が受ける被害を低減するほか、地震による揺れを早く抑える、強風による揺れを抑制するなどの効果も期待できます。また、万一の浸水リスクへの配慮から、海抜10m(※)以上の高さになる3階以上が住戸フロアとなっています。
〈リヴァリエ〉の構造については、こちらのページにて詳しくご紹介しています。

※東京湾平均海抜(T.P.)を基準としています。

川崎市高層複合住宅の震災対策

2012年より川崎市では、東日本大震災での経験を踏まえ「川崎市高層集合住宅の震災対策に関する施設整備要綱」が制定されています。この要綱により、万一の震災時に、高層階の居住者が自立した生活を送ることができるように2つの震災対策用施設の設置を推進・誘導する施策が施されています。また、2011年より「川崎市備蓄計画」で備蓄品目や備蓄目標が策定されています。

1.防災備蓄スペース

10階以上の居住者が利用しやすい位置(各居住階から上下どちらか2層以内ごと)に設置することが推奨されています。〈リヴァリエ〉ではこれに従って防災倉庫が設置されており、さらに「川崎市備蓄計画」に沿って防災備蓄品が備えられています。

2.防災トイレ

居住者が共同で使用できる避難階等の共用部分に直結給水方式、その他停電時に使用可能な照明設備等を有するトイレの設置が推奨されています。〈リヴァリエ〉ではこれに従い防災対応トイレ(直結給水方式・停電時対応照明※)が用意されている上、各住戸のトイレは停電時にも対応する「手動洗浄機能付便器」が採用されており、また防災備品として簡易トイレも備えられています。

※非常用発電機運転中に限る

スーパー堤防

200年に1度の規模の大洪水による万一の越水に対して、急速な崩壊を招かないよう緩やかな勾配を形成する堤防です。建物近くを流れる多摩川では、〈リヴァリエ〉建設当時、事業に合わせてスーパー堤防の整備が行われました。このスーパー堤防があることにより、万一越水しても緩やかに水が流れるため被害が軽減する他、地震による液状化やすべり破壊に強い地盤となる、多摩川に開かれた土手の広場が形成され、親水性が高まるなどのメリットが生じています。

共用部の備え

エレベーターP波・S波感知

地震の初期微動のP波を感知すると、エレベーターが最寄階に緊急停止し、乗客が降りられるようになっています。大きな揺れを起こすS波(本震)を感知した際は、その場で緊急停止します。S波が小さい場合には通常運転に戻りますが、一定以上の揺れ(低Gal)を感知した場合には運転が休止され、専門技術者の到着後、安全が確認され次第復帰するようになっています。

非常用エレベーター

各棟に4基ずつ設置されているエレベーターのうち2基は、災害時の消防活動で利用され、消火活動をスムーズにする非常用エレベーター仕様となっています。この際は非常用発電機が使用され、緊急時にも非常用として稼働する仕組みです。

※稼働時間・日数に制限があります。

防災備品

万が一の災害時に、マンション全体で利用できる共有財産として、簡易トイレ、防寒グッズ、工具等の非常用具が用意されています。

非常用発電機

停電時に、非常用エレベーターや給水ポンプ、雨水ポンプを稼働させる非常用発電機が設置されています。

※被災の状況次第では、電力供給が行えない場合があります。

屋上ホバリングスペース

非常時に消防隊の緊急救助に対応できるよう、屋上にヘリコプターのホバリングスペース(緊急救助用スペース)が確保されています。

雷保護システム

〈リヴァリエ〉では、万一の落雷によって予想される被害を防ぐため「雷保護システム」が採用されています。落雷から建造物や人身を守るだけでなく、共用部のエレベーターや防犯カメラに専用の機器が設置されることによってこれらの設備を大きな過電圧から保護する効果が期待できます。

電気自動車による給電

非常時には、カーシェアリングサービス用の電気自動車の駆動用バッテリーと非常用給電器を連結させることで、電気自動車の電力を共用部のコンセントに給電することが可能となっています。

※使用できるのは非常時に限ります。

受水槽貯留水

災害時には、共用部の受水槽の水を、生活用水として利用できるようになっています。

帰宅支援ステーション

A棟1階の「デイリーヤマザキ 川崎リヴァリエ店」は万一の災害時、水道水の提供、トイレの使用、地図等による道路情報、ラジオ等で知り得た通行可能な道路に関する情報の提供等、帰宅支援ステーションとしての役割を持ちます。

住戸内の備え

緊急地震速報を配信

気象庁の地震観測点で観測される初期微動(P波)の波形を解析し、その情報をマンション内に設置されている受信機が受信して予測震度・予測到着時間を計算、一定の震度を超えた場合、住戸内のカラーモニター付ハンズフリーインターホンに通知されます。

耐震ドア枠

万が一の災害時に、玄関ドア枠のゆがみにより扉が開かなくなる事態を防ぐため、耐震ドア枠が玄関ドアに採用されています。迅速に避難ができるように配慮されています。

住戸内の火災対策

消防法に基づき、11階以上の住戸には天井面にスプリンクラーが取り付けられています。火災を感知すると自動的に放水され、初期消火に役立ちます。また、迅速な避難を促すため、作動と同時に警報が発せられる仕様です。10階以下の住戸には火災感知器が設置されています。

フットライト(LED)

廊下には、停電すると自動点灯して足下を照らすフットライトが採用されています。非常時にはコンセントから取り外して懐中電灯として使用できます。切り替えスイッチで、暗くなるのに応じて点灯させることもできます。

家具転倒防止下地

大きな揺れによる、家具の転倒を防ぐため、一部の戸境壁やキッチンの壁に指定のネジで家具を固定できる下地が設置されています。

※〈リヴァリエ〉B・C棟のみ用意されています。
※タイプにより設置箇所、設置範囲は異なります。
※戸境壁に家具を固定する工事は、指定の業者・製品・工法により行っていただきます。

扉開放防止機構

キッチンの吊戸棚には扉解放防止機構が採用されています。地震などの際に、扉が開いて食器などの収納物が飛散するのを防止し、安全が守られます。

緊急時生活用水

住戸の玄関横に設置されているエコキュートは、常に300〜370lの水がストックされている貯水式のため、災害時には中の水を生活用水として一時的に使えるようになっています。

※飲料水としては利用できません。
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